March 11, 2009

正八乱入
からまんブログ:麩饅獣ソフビの成型色見本が来た!の続き。

麩饅獣ソフビの硬度に悩んだなをさん&おおめし。

うーん、しょーがないので、また原型の品田冬樹にーさんにヘルプ電話をば。サンプルと同じくらいの硬さであった旨伝えると、それでいいよん、と。実は品田にーさんのほうで、工場に硬度の指示も出してくれていたのだそうです。
「ソフビの硬度って、普通は原型師が決めるの?」と、訊いていてみたところ、
「いや、うーん、ソフビの企画を立てた人がやるのかも? 今回は、なをきもよしこも忙しかろうと思って、兄さんが決めておいたのだ。『くもとちゅうりっぷ』くらいの硬さで、って」
あわわ、本当はオイラたちの仕事であったか! やらせちゃってスイマセン! つっても、オイラたちではどれくらいの硬さにしていいものかわからなかったと思いますが。
『くもとちゅうりっぷ』というのは戦争中に作られた古いアニメでして、品田にーさんはコレに出てくる「てんとう虫」のキャラクターをソフビ化して2002年の夏のワンダーフェスティバルで限定販売したのです。ウチも買ったけど、魔窟に埋もれてしまって見つからないので、なをさんがモデルグラフィクスで描いたワンフェスレポを載せちゃおう。
くもちゅうのてんとむし
ブースでこの子を買ったときのことをうっすら覚えてるけど、このときは、てんとむしを作ったのが品田さんとは知らなかった。まさか、その後、自分とこのキャラを作っていただけるとは、人生って楽しいなァ。



ともかく、麩饅獣ソフビは色も硬さもOKなので、コレで作ってもらいます。

というわけで、麩饅獣ソフビの製造も着々と進んでおります。とうとう〆切まであと5日を切りました! 通販購入申し込み、お待ちしております〜。詳細はこちらをどぞ。


そういえば、ハイパーホビーでも品田兄さんが原型担当で、オリジナルソフビの制作現場レポをやっていたっけ、と、サイトを見てみたんですが……。
あれー、こ、この原型、色ないよ! 
あとは制作総指揮のM1号の西村さんに成型色やスプレーを決めてもらうって書いてあるぅ。つーことは、本当は原型の仕事ってここで終わりなのか……。
ウチはその後、原型に見本の色を塗ってもらって、成型色も硬さも決めてもらって、コーディネーターの奇天烈堂さんを紹介してもらって工場や塗装の手配もしてもらって……おわー、もう、全部やらせてんじゃん! おんぶに抱っこに肩車状態! 
いや、それを言ったら、マーミットに頼んだなをさんソフビだってそうだったんですけど。あうー、なんとも情けナス。あらためて、品田兄さん、ありがとうございます。

今度、オイラたちがやらねばならぬ作業は……塗装工場(と呼ぶのか知らんが)に依頼するための、塗装サンプル制作かな? コレもまたレポするよー。前回ほど山あり谷ありにはならないだろうが。(というか、ならないで欲しいが)

Posted by oomeshi (13:58)

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